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追悼 竹内亮さん

2011.01.26.22:28

自宅に帰ると、慌ただしく電話が鳴りました。
「小川の竹内の家内ですが」
「あ、どうもご無沙汰しています」ネクタイを外しながら,珍しい電話だなと思いました。
「実は主人が、昨日25日亡くなりまして……」それを聞いて、思わず「エッ!」と声を上げてしまいました。
年賀状をいただいたばかりで、いつ会っても元気そうだったのに……。
竹内亮さんは、岩波映画など玄人受けするドキュメンタリー映画や記録ビデオを制作してきた優れた映画マンです。
有名な作品には羽田澄子監督の「早池峰の賦」があり、竹内さんの秀逸な記録映像として輝いています。
H2.6.10 早池峰神楽

東京から茨城県小川町に移ってからは、県内の記録映画を精力的に創り続けました。
いずれも貴重な郷土のライブラリーとなっています。
石岡では、石岡ロータリークラブ制作「石岡古都物語」「いしおか時間旅行」「四季に映えるまちいしおか」の3部作や、国衙跡、鹿島鉄道、茅葺き屋根などさまざまな記録映像が残っています。
最後の作品は、茨城空港開港記録「飛翔」で、この制作時に80歳を迎えました。
60年の映像づくり、本当にご苦労さまでした。
竹内さんの映像は、郷土の記録としてこれから価値を高めていくことでしょう。
合掌。
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理想の地方公務員像は?

2011.01.20.14:40

公務員になりたいという大学生から連絡があり、我が家の離れでお話を聴きました。
志があって、若い感性にあふれたS君は意欲満々で、私の話をこまめにメモしていました。
「若い地方公務員に何を望みますか?」話の中で、そんな質問がありました。
「そうね、地域の中に入って、謙虚に市民の話を聴ける姿勢かな」
自分でも驚くほどすんなりと、そんな言葉が出てきました。
法制度とか行政手法などの知識は、市民ニーズをつかむアンテナと使命感があれば、後からついてくるという意味です。
「なるほど、ぼくは逆に考えていました」再びメモをとっています。
私は18年前に聴いた東大の大森教授の講演録をとりだしてS君に見せました。
そこには九州柳川の掘割を復活させたスーパー公務員・広松伝さんの言葉が引用されていました。
「プランニングに机はいらない。必要なのは足と目と,土地の人と対話する耳と口、そして何よりも、土地の人の気持ちになりきる心である」
さらに大森先生の言葉です。
「自治体職員に問われる能力は三つです。一つは現在以上に物事を感じる力、感性の力です。二つ目が現在以上に物事を考える力です。三つ目は行動力です」
そんな講演録は20頁を超える長いもので、S君でもメモしきれません。
「コピーさせてください」と言うので、後日PDFにしてメールで送ることにしました。

翌日、コンビニでコピーして、スキャナーで読み取ったものをPDFの添付ファイルでS君に送付しました。
そして、終わってからはサイクリング。桜川市の月山寺までひとっ走り!
ペダルを踏みながら思いました。
「どうやら、学ばせてもらったのは自分の方。久しぶりに原点に帰らせていただいた」
目の前には、月山寺の立派な建物が見えていました。
月山寺_convert_20110120145312

勇敢なネコ・冬吉の話(長文)

2011.01.10.19:26

女房がネコ好きのせいか、これまで我が家にはいろいろなネコが同居してきました。
そのなかでも印象深いのは、今のような寒い時期に迷い込んできた冬吉です。
以下は、今は亡き冬吉の想い出のエピソ-ドです。

「冬吉とトラバサミ 」  

「大変なことに気づいたの!」と女房が突然言い出しました。
「どうしたんだ」
「冬子のことなんだけど、どうもタマタマがあるみたいなの」と女房は机の下を指差しました。
「それじゃ、冬子じゃなくて、冬吉じゃないか」と私は吹き出しながらいいました。
 冬子とは12月の初めに我が家に迷い込んできた仔ネコで、一日中今の机の下に隠れ込んで、女房がエサを与えながらようやく手なずけた4番目の飼いネコなのです。仔ネコなので雌雄の区別が分かりづらく、ようやくじゃれるようになって、それが判別できたのです。今までは、二人してメスネコと信じていました。
 オスネコと分かった時期からは、冬吉は大胆になり、エサは一番多く食べ、みるみる間に他のメスネコの体格を追い越していきました。ぐんぐん成長し、桜の季節にはたくましさを増し、近所のオスネコと喧嘩をするようになりました。
若き日の冬吉

最初は互角でしたが、ある日10時間ほどの闘争に打ち勝ち、以後どのオスネコも戦いを挑むことはなくなりました。オスネコは近寄ってきません。
 近隣の王者となった冬吉は、我が物顔に野山を闊歩するようになりました。
「冬吉が、おとといから帰ってこないんだけど……」ある日、女房が心配そうな声で切り出しました。
「オスネコだから、1週間ぐらい帰ってこないこともあるさ」と私はのんきです。
「エサの減る量が全然違うし、前来てた近所のオスネコがウロウロしてるし……」
「もう少しすれば、帰ってくるよ」と私は断言しました。
 けれども、3日過ぎ、4日過ぎても帰ってきません。5日目、6日目と我々は待ちましたが帰ってきません。
 1週間目の夜に女房がいいました。
「もう、駄目かも知れない。チップだって、タロウだって、結局帰らなくなって、どこかで死んでしまったんだから」もうあきらめた声でした。
「この周辺は、野生動物がいっぱいいるから、弱っていたらすぐやられてしまうからな」そういって私は枕元の電気を消しました。
「そうね」と暗闇の中で女房はうなづきました。
 明け方近くでしょうか。ネコ用の出入り口を潜り、階段を上がってくるネコの足音が聞こえてきました。
 ギャー、ギャーとしわがれた鳴き声が、近づいてきます。
「冬吉だ」私と女房は同時に目覚めました。冬吉は、部屋に入ってきて、女房の布団の上に寝転がり、安心した寝息を立てて、これまでと同じように眠りました。
「良かった、良かった」暗闇の中で、私たちはホッとして、再び眠りにつきました。
 朝起きて、ぎょっとしました。
 冬吉の寝ている布団は血まみれで、おまけに冬吉の前足は左右とも手首の辺りからブランブランの状態です。さらに、冬吉は腰を痛めたらしく、立ち上がることができません。

「トラバサミかも知れないな」冬吉の悲惨な姿を見て、私は直感しました。
「ワナにかかったの?」と女房は動けない冬吉をタオルでくるみ、手当を始めました。
 ミルクを与えると夢中でなめ、水分と栄養の補給を久しぶりにした様子です。おそらく、ワナにかかってそこから抜け出す格闘で、飲まず食わず、体力は消耗し、腰を痛めてしまったのでしょう。ワナからは自力で抜け出したのか、それとも誰かに助けられたのか、ともかく解放されてから夢中で我が家まで、歩いてきたに違いありません。体温も著しく上昇していました。
 冬吉は3日目に手首から先が化膿しだし、膿みがあふれ、やがて黒ずんできて、2週間もすると手先は干物のように乾燥してきました。冬吉は、ゆっくりと動くようになり、乾燥した手先は床板に当たるとカタカタと音を立てました。
「お医者さん、連れて行った方がいいかしら」
「野生児は、自然治癒を待った方が、将来がたくましく生きられるよ」と私は、直った後の姿を想像して、冬吉の適応能力に期待をかけました。
 1ヵ月も立つと、手先は分離し始めて、歩くとカスタネットのように上下します。その都度、冬吉は痛くて、ギャーギャーと泣き、立ち止まります。
 そして、ある日、ビーフジャーキーのようになった手先は、右手・左手の順にとれていきました。
 両手首のないネコ、冬吉はゆっくりと歩くようになりました。ただし、前足の先は、骨が飛び出していて、その周囲は赤くはれています。
「ちゃんと歩けるようになるかしら」女房は、冬吉に缶詰めの魚を上げながら心配そうです。
「多分、2、3ヵ月もすれば、先の部分は厚い皮が発達して、段々活発に走れるようになるよ」
 私の予想は当たりました。次第に骨が皮で覆われ、肉も盛り上がってきました。
 ただ、歩くときは痛いらしく、板の間だと軽くギャーと鳴きながら歩きますが、土の上はもう大丈夫。
 メスネコを見つけると、最近ではコンクリートの上でも駆け出してしまいますが、やはりギャーギャーと鳴きながらです。木登りも、うまくできませんが、8月に入ってからは、以前と同じように野山を駆け回っています。
手の取れた冬吉
 冬吉が、家の中で歩いているときはすぐ分かります。クッションのない前足で、トコ・トコ・トコと前進するからで、独特の音が聞こえてきます。
 時折、私の横に来て甘えるのですが、お腹を撫でながらこういいます。
「ハンディがあっても、世界一になる人もいるんだから、お前もあきらめるなよ」
 冬吉は、短い前足をバンザイさせながら、ギャーギャーと力強く鳴きました。

新車購入!

2011.01.09.17:25

新車。
といっても、自転車です。
通勤用にスポーティなクロスバイクを選びました。
車種は、世界的な自転車メーカーGIANTの「ESCAPE RX2」。
快適に走れるよう、重量は10kgを切っています。
ギアは前3×後9の27段で、これなら山道も平坦地もビュンビュン走れそうです。
そう思いながら、自宅から幼稚園までの往復26kmを試乗してみました。
走り出しは下り坂で軽快、平地も疾走していきます。
往路45分で到着したので、平均時速は17km/hといったところです。
写真は、粋な英国家具を扱う「COUNTRY Chic(府中1-2-5)」の店頭で、友人の店長に撮ってもらいました。
ヘルメットはBELLの街乗り用「citi」で地味なもの、バッグはNORTH FACEのメッセンジャーバッグです。
GIANT EscapeRX2

このあと、お昼の時間だったので、かの有名な朝日屋(国府3-3-25)でラーメンを食べました。
店内はいっぱいで、下館からわざわざ食べに来た男性が「旨い! また来週も来ますから」と感激していました。
朝日屋のラーメンでパワーをつけ、帰路につきました。
そのお陰か、向かい風にもかかわらず40分で到着しました。

霞ヶ浦大橋周辺を散策

2011.01.02.17:18

明けましておめでとうございます。
拙い雑文ですが、今年も「星くず日記」におつきあいください。

正月2日は、ここ数年恒例になっているサイクリングに出かけました。
昨年は筑波鉄道跡のりんりんロードだったので、今年は鹿島鉄道跡と平行して走る霞ヶ浦湖岸ロードを選びました。
晴天で空気が澄み、風がないので最高のサイクリング日和でした。
湖面に目をやると、その先に絵に描いたような筑波の山並みが広がっています。
正月の筑波連山
桃浦駅に愛車を駐車し、自転車に乗り換えて走ること15分、湖岸ロードの先に霞ヶ浦大橋が見えてきました。
釣りのポイントなのか、釣り人があちこちにいて釣り糸を垂らしています。
正月の筑波連山霞ヶ浦大橋の釣り人
駐車中の車のナンバーに目をこらすと、東京近県の車ばかり。
足立、習志野、とちぎ、横浜、熊谷、多摩などなど、景色を楽しむよりも、ナンバ-に目が入ってしまいます。
皆さん、釣りながらリフレッシュしている雰囲気です。
霞ヶ浦が、癒しのスポットであることを改めて感じました。
プロフィール

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