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気仙沼を訪ねて(その2)

2011.08.03.05:24

畠山さんの水山養殖場は、壊滅的な状態でした。
カキとホタテの養殖を、唐桑町西舞根の入り江で行っていましたが、そこを津波が根こそぎさらっていきました。
住んでいる家族は全員無事でしたが、港に近い老人施設にいたお母さんが津波で亡くなったそうです。
「大震災当日、京都大学の学生さんたちがここにいて、仙台空港への途中津波に襲われて4人亡くなりました」
家は20mほどの高台でしょうか、その下まで水は押し寄せました。
畠山さんと

傾斜に生えた樹木の枝に、ロープやガラスの浮き球がいくつもぶら下がっています。
「あの大地震で、地盤が1mほど沈下しました。満潮時には、通路が水浸しになるんです」
沈下したのはこの場所だけではなく、太平洋沿岸のすべての地域だそうです。
「あと数時間で、あの橋は水没します。帰れなくなりますよ」と畠山さんは笑いました。
入り江は、穏やかな水をたたえていますが、民家が点在するかつての光景はありません。
西舞根の入り江

塩水を吸ったスギ・ヒノキは赤い葉に変わり、枯れ始まっています。
養殖場の辺りでは、あとを継いだ息子さんたちが重機で作業をしています。
「恒例の植樹祭は無理だと思っていたんだけど、息子たちのおかげで実現できました」
若者たちのパワーが、復旧を押し進めています。
津波で外壁をはがされた作業場ですが、そこには新しいロープの束が何百と重なっていました。
「これをすべて購入したんです。船や冷蔵庫もこれから揃えなければなりません」と語る畠山さん
試算すると、復旧には約3億円もかかるそうです。
「あの、これ少しばかりですが、石岡の5人からの義援金です」と封筒を手渡し水産場をあとにしました。
復旧から復興へ至るには多くの課題が横たわり、何年もかかりそうです。
60代後半の畠山さんにとって、一筋の希望は地元に残った3人の息子さんの存在のようです。
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