スポンサーサイト

--.--.--.--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「あした会えるさ」取材秘話(その2)

2012.01.19.23:17

風前の灯という例えがありますが、タローのエピソードは2年前までそれに近い状態にありました。
歴代の校長先生たちは、そっと思い出を胸にしまっていました。
タローに愛情を注ぎその存在を世に出したのは、橋本千代寿校長です。
現在92歳、今も庭仕事をしていてすこぶる元気です。
橋本校長

タローの資料を保存していて、記憶も鮮明、昨日のことのように東小での出来事を話してくれました。
橋本校長がいたからこそ、30年以上前の物語がよみがえったのです。
年老いたタローが亡くなって、東小で追悼集会を開いたのは都賀晃校長です。
都賀晃校長

かすみがうら市雪入、山間のご自宅を夕方訪問したときは、ご夫婦で居間のこたつに座っていました。
「近年、脚が弱りましてね。でも頭の方は大丈夫、タローのことは覚えていますよ」と、追悼集会や埋葬地のことを教えてくれました。
残念なことに、昨年都賀先生の訃報を耳にしました。
用務員でタローの飼い主だった杉本吉亀夫さんは、探しあてるまでに時間がかかりました。
当時の関係者の話から、東大橋に家があることまでは分かりました。住宅地図で、幼稚園の近くにあるのを見つけ、行ってみると住んでいる気配がありません。
「ああ、杉本さんだったら、病院に夫婦で入院しているよ」と近所の敬さんから情報を得ることができました。
幸い病院の事務長が同級生で、問い合わせると、
「居るよ、元気だよ。ご本人に話しておくよ」と面会を許可してくれました。
病室でお話を聞くと、ポツリポツリと控えめに語ってくれました。
松本さん

誰も知らないエピソードが、いくつも出てきました。
タローが迷い込んできた日のこと、保健所に連れていかれた日のこと、追悼集会の日のことなど。
病室なので、何回かに分けて、少しずつ伺いました。
タローを世話してきた人たちは、いずれも85歳をこえた高齢者になっていました。
しかし、多くの話とタローへの愛情に触れることができました。

東小学校の卒業生の多くは、タローのことを鮮明に覚えていて、語り合ったり、愛唱歌を歌ったりしています。
それぞれの心の中にある思い出として、それは存在しています。
今回、当時の関係者から証言を得ることができましたが、時間的には最後のチャンスだった気がします。
1年遅れていたら、いくつかのエピソードは聞けなかったでしょう。
スポンサーサイト

comment

Secret

プロフィール

Great gengorou

Author:Great gengorou
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。