スポンサーサイト

--.--.--.--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「あした会えるさ」取材秘話(その5)

2012.01.26.07:27

「あした会えるさ」の表紙にはタロー唯一の写真が使われています。
内山校長先生が、新任教師のときに撮ったものです。
おとなしそうな表情ですが、何かを訴えかけるような目が印象的です。

「この本、うちの子供に読ませたいな」と茨城大学のS教授、タローの表情を見てそう言いました。
「お子さん、いくつなんですか」研究室の女性が訊きました。
「幼稚園の年長なんだ」
「それでは、先生の子供さんが優秀でも、ちょっと早いでしょう」女性は笑いながら付け加えます。
「この本、中学生ぐらいだったら、読めるでしょうね。ルビも振ってあるし、読みやすい文章だし」
「はい、中学生以上を対象に編集してあります」と私は答えながら、カバンから原稿用紙を取り出しました。
「実は、今朝、小学5年生から感想文をいただいたんですよ」
「え、すごい、読んでみたい」

以下はその感想文の抜粋です。

「あした会えるさ」を読んで
5年 佐藤龍弥
この本は忠犬タローが石岡駅でご主人を待っているお話です。忠犬タローの気持ちがよく分かります。きっとご主人様に会ってまた遊びたかったと思います。
でも17年間もよく待つことができたなと思いました。
ぼくなら最初の一年でもう来ないのかなとあきらめてしまいます。
でも忠犬タローは、17年間もあした会えるさと思って、東小学校から駅まで約2kmを雨の日も風の日も歩いてずっとご主人様を待っていたのです。東小では毎日一年生の教室だけ行っていたんだそうです。ぼくにはこの行動は、ご主人様をさがしているのかなと思いました。
タローが17年間待ち続けた人が、東小学校を訪れてほんとうによかったと思います。タローがいれば、
「よかったねタロー」といいたいくらい良かったです。
この本を読んで思ったことがあります。
それは、どんな時でもあきらめないでやると、いいことがおきるということです。

「素晴らしいね、小学校高学年になるとこれだけ感じ取ることができるんだ」とS教授。
「本のメッセージがきちんと伝わっていますね。私も読んでみよう」
研究室ではひとしきりこの話題で盛り上がりました。
山王台交差点 (2)

龍弥くんがいう2kmの道程、当時の6号国道や駅前広場などを写した貴重な写真が、本書巻末に収録されています。
スポンサーサイト

comment

Secret

プロフィール

Great gengorou

Author:Great gengorou
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。